2012年11月26日月曜日

ホストファミリー養成講座 【実施結果】

 千歳国際交流協会主催の「ホストファミリー養成講座」を開催しました。
 この講座は、外国人学生等のホームステイ受け入れに興味のある市民を募り、ホストファミリーとして外国人を受け入れる際に必要な知識や、簡単な英会話を身につけていただくことを目的としています。
 講座は全3回で、各講座とも6~7人の外国人講師を招いて行いました。英語を話すことへの抵抗感を無くし、英語に慣れてもらうため、講座中の会話は可能な限り英語で行いました。他にも、ホストファミリーの体験談の紹介や、ホームステイをした外国人講師の体験談を紹介しました。

 第1回目  平成24年10月27日(土) 13:00~16:00 実施結果
 第2回目  平成24年11月10日(土) 13:00~16:00 実施結果
 第3回目  平成24年11月25日(日) 13:00~16:00 実施結果

 会   場  中心街コミュニティセンター(ちとせタウンプラザ3階)
         千歳市幸町4丁目30


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2012年11月25日日曜日

ホストファミリー養成講座 3回目

【第3回目 実施結果】

日時:平成24年11月25日(日)13:00~16:00
会場:中心街コミュニティセンター (千歳市幸町4丁目30)

スケジュール
12:30 受付
13:00 事務局からの説明
13:10 サンドレイク小学校からの感想
13:30 発表に向けた準備・・・役割分担・シナリオ作り・セリフ練習
14:30 休憩
14:40 成果発表・・・寸劇『我が家のホームステイ』
15:50 講師からの講評
16:00 講座終了

 小学生7人、中学生7人、高校生1人、大人17人の計32人と、参加者の人数が一番多い講座となりました。

 今年の6月に来千した、サンドレイク小学校の生徒たちの感想を紹介しました。事前にサンドレイク小学校の岩﨑先生に協力していただき、生徒達にホストファミリーの印象、食べ物、生活スタイルの違いなどをアンケート形式で答えてもらいました。

 最後の講座ということで、成果発表として『1泊2日のホームステイ』と題した寸劇を行ってもらいました。下記のようにシーンを3つに分けて、くじ引きで割り振りました。
 A:空港での対面~その日の夕飯まで
 B:夕食後~お風呂~翌朝の朝食まで
 C:朝食後~市内観光~昼食~空港での別れ
 外国人講師には、ホームステイをする留学生の役をお願いして、インドからきた学生や、アレルギーを持つ学生、食事制限のある学生など、様々なプロフィールを設定して、演じてもらいました。
 各グループをひとつの家族とし、その中で配役(父親、母親役など)を考えていただき、予め事務局で用意した英語のフレーズを参考に、それぞれのシーンで使う英会話を各グループで考えてもらいました。

 発表の中で、「すきやきを食べる際、自分の箸で鍋の中から具をとって食べることに抵抗がある」というものや、「お風呂は、家族全員、同じお湯に浸かるのか?」などの会話があり、参加者全員にとって勉強になる発表会となりました。また、発表が終わった後の意見交換では、現在恵庭でホームステイをしているトーマス・ライトさんから、「最初の1週間は、湯船に浸かるのは抵抗があったため、シャワーだけですませていた」という発言もあり、日本と海外の文化の違いを、改めて学びました。

学習の様子

学習の様子

「空港での対面」の様子

「夕食」の様子

トーマス・ライトさん

講評

2012年11月10日土曜日

ホストファミリー養成講座 2回目

【第2回目 実施結果】

日時:平成24年11月10日(土) 13:00~16:00
会場:中心街コミュニティセンター (千歳市幸町4丁目30)

スケジュール
12:30 受付
13:00 事務局からの説明
13:10 自己紹介
13:20 英会話学習
14:10 休憩
14:20 アリソン・メニディーズ先生のホームステイ体験談
15:00 休憩
15:10 英会話学習
16:00 講座終了

 前半と後半に分けて、外国人講師による英会話学習を2度行いました。その際、1回目で配布したテキストを使い、前回同様に発音練習や日常会話で使えるフレーズを学んでもらいました。

 参加者は小学生6人、中学生6人、大人7人の計19人と、前回よりも少なかったことから、少人数制の学習となり、参加者の方々は講師との会話を楽しんでいました。

 講師のアリソン・メニディーズ先生による、日本でのホームステイ体験談を紹介。英語でのスピーチでしたので、ボランティア通訳クラブの長尾 麻由(ながお まゆ)さんに同時通訳をお願いしました。

単語のお勉強
英会話学習の様子
会場の様子
アリソン・メニディーズ先生の、ホームステイ体験談

2012年10月27日土曜日

ホストファミリー養成講座 1回目

【第1回目 開催結果】

日時:平成24年10月27日(土) 13:00~16:00
会場:中心街コミュニティセンター (千歳市幸町4丁目30)

スケジュール
12:30 受付
13:00 千歳国際交流協会 影山 廣 理事からのあいさつ
      事務局からの説明・・・ホームステイについて千歳市での交流事業
13:20 自己紹介
13:50 ホストファミリー体験者のお話・・・サンドレイク小学校の受け入れ
      小林 元子(こばやし もとこ)さん
14:10 休憩
14:20 ホストファミリー体験者のお話・・・カンボジア・フィリピン・アメリカの学生を受け入れ
      長澤 典子(ながさわ のりこ)さん
14:40 ゲーム・・・名前ビンゴゲーム
15:10 休憩
15:20 英会話学習
16:00 講座終了

 小学生7人、中学生4人、高校生1人、大人18人の計30人の市民が集まりました。
 講座の前半は、過去にホストファミリーとして、海外の学生を受け入れたことのある小林元子さん(サンドレイク小学校受け入れ)と長澤典子さん(カンボジア・フィリピン・アメリカの学生を受け入れ)から体験談を聞き、ホストファミリーに関する知識を会場の全員で共有しました。

 外国人講師とだけではなく、受講者同士も親しくなってもらうために、ビンゴゲームを実施。ただしビンゴのマスには数字ではなく、名前を記入する『名前ビンゴ』を参加者全員で行いました。自己紹介と相手の名前をたずねる際、言語は英語のみとし、英会話の学習にも役立てることができました。

 ビンゴゲームの後は、外国人講師による英会話学習を行いました。事務局で用意したテキストやクイズを使い、発音練習や日常会話を学びました。


小林 元子さん
長澤 典子さん
英語で自己紹介
"What is your name?"
英会話学習の様子
英会話学習の様子

2012年10月10日水曜日

国際交流体験ツアー【実施結果】

【日程】
平成24年10月10日(水)

【対象】
市内小学校 5~6年生

【目的】
 『JICA北海道 札幌国際センター』を訪問し、海外で実際に国際協力活動に携った経験のある青年海外協力隊員OBを講師に迎え、日本の国際協力の状況を学習するとともに、世界の諸事情をテーマにしたグループ学習を行う。
 また、『北海道インターナショナルスクール』を訪問し、世界各国の同世代の子どもたちと交流し、意見交換を行うことで、国際理解の促進と国際感覚の高揚を図る。

【研修内容】
1.JICA北海道国際センター(札幌市白石区本通)
  【途上国及び国際協力 についての研修】
  講師:南川 真海子(みながわ まみこ)さん
  ※青年海外協力隊員として、平成20年度から22年度まで、アフリカのナミビア共和国でパソコンインストラクターとして活動

  10:10~11:40
    ・無人島ゲーム(グループ学習)
    ・途上国について(水問題、食糧問題)
    ・ナミビア共和国の子どもたちについて
    ・東日本大震災での世界からの支援について
  11:40~11:50
    ・JICA北海道国際センター内の施設を見学
  11:50~12:30
    ・センター内レストランで昼食(牛丼)
    ・図書室や展示コーナー(民族衣装、楽器、工芸品)を見学
    ・集合写真を撮影


2.北海道インターナショナルスクール(札幌市豊平区平岸)
  【スクール児童との交流及びスクール内施設の見学】
  スクール側対応者・・・副校長、教員3名、事務員1名 計5名

  13:00~13:50
    ・授業見学(ミュージカル、ジャズ、美術、歴史、英語)
  13:50~14:10
    ・対面式・自己紹介(スクールの4・5年の児童との交流)
  14:10~14:30
    ・班に分かれスクール児童の案内で校内を見学(  〃  )
  14:30~15:00
    ・バスケットボール及びドッジボール(  〃  )
    ・集合写真を撮影(  〃  )


【開催結果】
 JICA北海道国際センターでは、講師の南川さんより、世界の水問題や食糧問題についてお話がありましたが、この中で、日本が食糧を大量に廃棄していることを教わり、廃棄している量の食糧で何万人もの人々の命が救えることも知りました。
 研修後のアンケートで「これからは食べ物を残さないようにしたい」との感想が寄せられたが、参加児童の中に「今自分にできる国際協力を始めよう」との意識が芽生えたことは、研修の一つの成果であると考えます。

 北海道インターナショナルスクールでは、参加児童は、自分が通っている学校とは全く異なる施設や、授業の内容に大きな感心をもって見ていたようです。ミュージカルやジャズ演奏の授業があることや、小さな子どもがパソコンを使って学習している姿やスクール児童が英語も日本語も話すことに驚きを感じたようです。
 初めての訪問となりましたが、スクールの担当教員が、千歳の児童のために様々な交流プログラムを準備して下さっており、児童たちは楽しく充実した交流ができたようです。
 研修後のアンケートでは、「交流がこんなに楽しいと分かった」、「英語が少し聞き取れて自信がついた」、「スクールの子どもが日本語を話しているのを聞いて自分も頑張ろうと思った」などの感想が寄せられました。



無人島ゲーム(JICA北海道)


JICAの皆さんと記念撮影(JICA北海道)
集合写真(JICA北海道)

校内見学(北海道インターナショナルスクール)
集合写真(北海道インターナショナルスクール)

2012年5月15日火曜日

平成24年度 千歳国際交流協会役員総会

日時:平成24年5月15日(火)
会場:千歳市社会福祉協議会


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平成24年度事業計画

1 自主事業
 (1)『国際交流体験ツアー』の実施
   市内小中学生を対象に、国際協力や国際交流に関わる機関を訪問し研修を受ける
   バスツアーを開催する。なお、詳細については専門委員会において審議し実施する
   ものとする。
 (2)『国際交流講座』の開催
    広く市民を対象とした国際交流講座を開催する。詳細については専門委員会にお
    いて審議し実施するものとする。
 (3)『国際交流の夕べ』の開催
    在住外国人と市民が気軽に参加しふれあうことができる交流を開催する。
    なお、詳細については専門委員会において審議し実施するものとする。
 (4)国際交流応援情報紙『エール』の発行について
    市内の企業や学校、国の機関などが実施する国際交流事業についての情報を
    集約し、隔月で市民に情報提供する国際交流応援情報紙『エール』を発行する。
 (5)その他
    ①協会ホームページを更新し、協会の活動内容や国際交流に関する情報を広く
      市民等に提供する。
    ②交流団体等の実施する各種事業に対し支援や協力を行う。
    ③協会構成団体相互の連携が図れるよう必要な調整を行う。
 


2 助成事業
 市民団体などが実施する国際交流事業が、幅広くかつ効果的に行われるため、千歳国際交流協会助成要綱に基づき、下記の活動について助成します。

 《助成対象事業》
 ●国際交流事業
 (市民による国際交流活動、語学、通訳ボランティア活動など)

 ●姉妹都市交流推進事業
 (市民による姉妹都市との交流、訪問活動など)
 ●私費留学生就学事業
 (市内の大学等で学ぶ外国人留学生及び外国留学をする市民)
 ●海外派遣研修事業
 (市内の小・中・高校生)



3 役員構成

  • 会長 瀧澤 順久(たきざわ よりひさ) 一般社団法人千歳観光連盟
  • 副会長 入口 博美(いりぐち ひろみ) 千歳商工会議所
  • 副会長 彦坂 忠人(ひこさか ただと) 日中交流千歳市民会議
  • 理事 長谷川 豊(はせがわ ゆたか) 千歳商工会議所
  • 理事 榊原 潤(さかきばら じゅん) 一般社団法人千歳観光連盟
  • 理事 福田 拓也(ふくだ たくや) 千歳青年会議所
  • 理事 真鍋 辰夫(まなべ たつお) 千歳姉妹都市交流協会
  • 理事 福原 満(ふくはら みつる) 千歳ユネスコ協会
  • 理事 斎野  智記(さいの ともき) 道央農業協同組合千歳営農センター
  • 理事 今井 由紀子(いまい ゆきこ) ガールスカウト日本連盟北海道第31団
  • 理事 西木 祭(にしき まつり) 千歳市校長会
  • 理事 佐々木 トシ子(ささき としこ) 千歳市女性団体協議会
  • 理事 村田 研一(むらた けんいち) 千歳ロータリークラブ
  • 理事 高塚 信和(たかつか のぶかず) 千歳セントラルロータリークラブ
  • 理事 九谷田 旭(くたにだ あきら) 千歳ライオンズクラブ
  • 理事 坂口 雄二(さかぐち ゆうじ) 千歳中央ライオンズクラブ
  • 理事 伊藤 良子(いとう りょうこ) 国際ソロプチミスト千歳
  • 理事 影山 廣(かげやま ひろし) 千歳ボランティア通訳クラブ
  • 理事 岸田 真知子(きしだ まちこ) 千歳航空少年団
  • 理事 浅野 正春(あさの まさはる) 特定非営利活動法人ガイアポート
  • 理事 松田 重道(まつだ しげみち) 千歳市
  • 監事 丹波 紀美子(たんば きみこ) ガールスカウト日本連盟北海道第31団
  • 監事 吉田 利見(よしだ としみ) 千歳ボランティア通訳クラブ


2012年3月2日金曜日

国際交流の夕べ【実施結果】

【開催結果】
日時:平成24年3月2日(金) 18時30分から20時30分
会場:ANAクラウンプラザホテル千歳

 市内在住の外国人と市民の交流イベント「国際交流の夕べ」を開催しました。このイベントは千歳国際交流協会が、毎年テーマを替えながら様々な企画で実施しているイベントで、18回目となる今回は「韓国を実感しよう」をテーマに韓国の歌、国技のテコンドー、料理の実演、韓国の正月遊び、そして韓国の常識を問題とした○×ゲームなど盛りだくさんの内容で開催し、外国人46人を含む218人の市民に参加いただきました。
「国際交流の夕べ~アンニョンハセヨ?韓国を実感しよう!~」

 韓国の童謡歌の披露では、韓国の民族衣装「チマチョゴリ(女性)」と「パジチョゴリ(男性)」姿で華やかに登場した「在日本大韓民国民団千歳支部」と「韓国を知る会イン千歳」の皆さまが踊りを交えながら歌を披露し、会場の子どもたちも踊りを真似しながら一緒に歌いました。

 韓国の国技テコンドーの披露では、札幌からお招きした「北海道テコンドー協会札幌道場」の皆さまが、基本の型をはじめ、回し蹴りや突きで板を割る大技などを披露し、技が決まる度に会場内から大きな拍手が沸き起こりました。テコンドー体験の時間には、会場の子どもたちや学生がテコンドーの技に挑戦していました。
 
韓国の踊りを真似する子ども達

テコンドーの実演

子ども達のテコンドー体験
 
会場内の韓国料理コーナーには、「在日本大韓民国民団千歳支部」の皆さまに作っていただいた「チヂミ」「チャプチェ」「トッポギ」「キムチ」など家庭料理の数々が並べられ、来場者は「辛いけどおいしい!」などの感想を口にしながら本場韓国の味を楽しみました。そのほか会場には、ユンノリ(すごろく)・ チェギチャギ(けまり)・トゥホ(わなげ)などの韓国の正月遊びが体験できるコーナーが設けられ、来場者はスタッフに遊び方を教わりながらチャレンジしていました。

韓国料理コーナー

韓国のすごろく「ユンノリ」 
イベントの司会進行は、千歳高校放送部の高橋 愛花音(たかはし あかね)さん(3年)と、川崎 鈴夏(かわさき すずか)さん(2年)。通訳をしてくださったのは千歳ボランティア通訳クラブの川村 ジャネッテさん(英語)と、焦 鳳梅(しょう ほうばい)さん(中国語)でした。ご協力ありがとうございました。

通訳の川村 ジャネッテさんと焦 鳳梅さん。司会の高橋 愛花音さんと川崎 鈴夏さん

会場内の様子
今回の「国際交流の夕べ」には、千歳ライオンズクラブ・千歳中央ライオンズクラブ・千歳ロータリークラブ・千歳セントラルロータリークラブ・千歳青年会議所の5団体からいただいた寄付金で、市内に在住する東日本大震災の避難者の皆さまをご招待し、千歳の国際交流イベントを楽しんでいただくことができました。

2012年1月12日木曜日

中学生・高校生対象 海外派遣研修


~中学生・高校生対象パラオ研修旅行~

【目的】
 本事業は、千歳市内に在住する中学生及び高校生を「パラオ共和国」へ派遣し、国や地域による文化の違いを知るとともに、民族や宗教、習慣などが違う外国人の生活に触れることにより、自分たちの生活や価値観を見つめ直す契機とし、国際的な視野を広げることを目的とします。

【研修内容】
 JICAパラオ事務所を訪問し、パラオ共和国の近況や日本の国際協力の現状について学ぶとともに、青年海外協力隊員の活動の現場を視察し、国際協力の重要性や活動現場が抱える課題などについて学習する。
 当時のまま残る太平洋戦争の痕跡を視察し、パラオでの戦争がどのようなものであったかまた、日本が委託統治していた約31年間で、日本がパラオに残したものは何か、パラオにどのような影響を与えたのかなどについて学習する。
 ホームステイ(2泊)を通して、パラオのホストファミリーと交流を深めるとともに、パラオの人たちはどのような人たちで、どのような生活をしているのか、また、日本との共通点・相違点は何かなどについて学習する。

【研修期間】
平成24年1月5日(木)~1月11日(水)

【研修先】
パラオ共和国

【参加者】
中学生7名・高校生6名・引率2名  合計15名

【結果報告】
初日  2日目  3日目  4日目  5日目  6日目  最終日


2012年1月11日水曜日

パラオ研修旅行・最終日

~2012年1月11日(水)~

AM 02:50  パラオ国際空港発「ユナイテッド航空192便」
AM 05:45  グアム国際空港着
AM 07:40  グアム国際空港発「ユナイテッド航空187便」
AM 11:25  新千歳空港着(日本時間:時差1時間)

深夜、パラオ国際空港を出発

グアム空港で乗り換え

新千歳空港に到着

2012年1月10日火曜日

パラオ研修旅行・6日目

~2012年1月10日(火)~

AM 10:00  パンダナス籠・ストーリーボード・ココナッツオイル製作
PM 13:00  国立博物館
PM 14:00  近郊散策

 1月10日パラオ滞在最終日の日程は、伝統工芸品の製作体験とコロール島市街地の散策でした。

 パンダナスの葉で籠を作ったり、パラオの伝説を板に彫るストーリーボードを作ったり、ヤシの実を割ってココナッツオイルを作ったりと、職人の皆さんに教わりながら研修生は思い思いの製作に取り組みました。

 ここにも地元テレビ局の取材が入り、男性リーダーの宮林君と女性リーダーの越前さんが英語で取材に応えることになったのですが、直前まで岸田添乗員からセリフの特訓を受け、二人は立派に英語で取材に応え、その様子は後日パラオのテレビで放映されました。

 パンダナス工芸を教えてくれたおばあちゃんは流暢な日本語を話し、尋ねてみるとやはり戦時中に小学校で日本語を学んだとのことでした。当時のことを色々と教えて下さいましたが、そこには日本人への愛着のようなものを感じました。「普段もっと日本語を話したいと思っている。歳をとり最近は日本語を話せる友達が少なくなった。話さないと忘れてしまう。今日はみんなと日本語で話ができて嬉しい。」と話して下さいました。

 この日の午後、研修生はお土産の買い物を兼ねて市街地を散策しましたが、コロール小学校付近を歩いていた時、大きな声で研修生の名前を呼びながら走って来る小学生が何人かいました。なんと前日の朝にお別れしたホストファミリーの子ども達でした。思いがけない再会に抱き合って涙する研修生もいました。

 夜になっても、お別れを言うためにホテルを訪ねて来るホストファミリーが後を絶ちませんでした。短いホームステイでしたが、本当に深い交流が出来たのだと思います。

パラオの新聞の一面に研修生が載りました

パンダナス工芸を体験

ストーリーボード彫りに挑戦

国立博物館にて

2012年1月9日月曜日

パラオ研修旅行・5日目

~2012年1月9日(月)~

AM 10:10  バイ(伝統的建築物)
AM 11:00  国会議事堂
PM 13:30  ガラスマオの滝
PM 16:00  ノースビーチ(夕食BBQ)

 1月9日の朝、ホームステイを終えた研修生が続々と帰って来ました。送迎いただいたホストファミリーの皆さんとの別れを惜しみつつ、バスに乗り込みバベルタオブ島へ向かいました。

 この日の日程は、パラオ人の集会所バイ(伝統的建築物)の見学、国会議事堂訪問、ガラスマオの滝トレッキング、海辺で夕食BBQと盛りだくさんのスケジュールでした。

 国会議事堂の訪問では、シニアボランティアの渡邉さん(札幌市出身)から無線通信指導の活動についてお話をいただき、偶然居合わせたパラオの上院議員には、普段入ることの出来ない議場を案内いただきました。

 ガラスマオの滝へのトレッキングでは、ガイドの大井川さんの案内で、食虫植物を観察したり、川の深みにダイビングしたりと道中を楽しみながら滝に到着しました。到着後はみんなで落差のある大きな滝に打たれ精神修行にはげみました。

 夕食のBBQ会場(海辺)へと移動した研修生は、食事の準備が整うまでの間、思う存分海水浴を満喫し、その後、焼きあがった魚(朝に市場で購入)などパラオならではのバーベキューを楽しみました。空の闇が濃くなってきた頃、大きくて円いパラオの月(国旗の月)が昇ってきて、研修生は口々に「きれーいっ!」と叫びながらしばらく月を見入っていました。


椰子の実について講義中

バイ(集会所)に到着
国会議事堂

議長席で記念撮影

渡邊隊員の活動紹介

海を見ながら昼食

ガラスマオの滝

夕食BBQの準備

2012年1月8日日曜日

パラオ研修旅行・4日目

~2012年1月8日(日)~

終日  ホストファミリーと交流

 研修生はホストファミリーの車に乗り込んでそれぞれの自宅に向かい、2泊のホームステイが始まった訳ですが、パラオ共和国元大統領クニオナカムラ氏のご自宅にホームステイをした研修生がいたことには驚かされました。

屋外の食卓前で

日本式ピース

パラオ式ピースとこうもり

親戚まで大集合

風通しが良いです

大統領家の人々