2012年10月10日水曜日

国際交流体験ツアー【実施結果】

【日程】
平成24年10月10日(水)

【対象】
市内小学校 5~6年生

【目的】
 『JICA北海道 札幌国際センター』を訪問し、海外で実際に国際協力活動に携った経験のある青年海外協力隊員OBを講師に迎え、日本の国際協力の状況を学習するとともに、世界の諸事情をテーマにしたグループ学習を行う。
 また、『北海道インターナショナルスクール』を訪問し、世界各国の同世代の子どもたちと交流し、意見交換を行うことで、国際理解の促進と国際感覚の高揚を図る。

【研修内容】
1.JICA北海道国際センター(札幌市白石区本通)
  【途上国及び国際協力 についての研修】
  講師:南川 真海子(みながわ まみこ)さん
  ※青年海外協力隊員として、平成20年度から22年度まで、アフリカのナミビア共和国でパソコンインストラクターとして活動

  10:10~11:40
    ・無人島ゲーム(グループ学習)
    ・途上国について(水問題、食糧問題)
    ・ナミビア共和国の子どもたちについて
    ・東日本大震災での世界からの支援について
  11:40~11:50
    ・JICA北海道国際センター内の施設を見学
  11:50~12:30
    ・センター内レストランで昼食(牛丼)
    ・図書室や展示コーナー(民族衣装、楽器、工芸品)を見学
    ・集合写真を撮影


2.北海道インターナショナルスクール(札幌市豊平区平岸)
  【スクール児童との交流及びスクール内施設の見学】
  スクール側対応者・・・副校長、教員3名、事務員1名 計5名

  13:00~13:50
    ・授業見学(ミュージカル、ジャズ、美術、歴史、英語)
  13:50~14:10
    ・対面式・自己紹介(スクールの4・5年の児童との交流)
  14:10~14:30
    ・班に分かれスクール児童の案内で校内を見学(  〃  )
  14:30~15:00
    ・バスケットボール及びドッジボール(  〃  )
    ・集合写真を撮影(  〃  )


【開催結果】
 JICA北海道国際センターでは、講師の南川さんより、世界の水問題や食糧問題についてお話がありましたが、この中で、日本が食糧を大量に廃棄していることを教わり、廃棄している量の食糧で何万人もの人々の命が救えることも知りました。
 研修後のアンケートで「これからは食べ物を残さないようにしたい」との感想が寄せられたが、参加児童の中に「今自分にできる国際協力を始めよう」との意識が芽生えたことは、研修の一つの成果であると考えます。

 北海道インターナショナルスクールでは、参加児童は、自分が通っている学校とは全く異なる施設や、授業の内容に大きな感心をもって見ていたようです。ミュージカルやジャズ演奏の授業があることや、小さな子どもがパソコンを使って学習している姿やスクール児童が英語も日本語も話すことに驚きを感じたようです。
 初めての訪問となりましたが、スクールの担当教員が、千歳の児童のために様々な交流プログラムを準備して下さっており、児童たちは楽しく充実した交流ができたようです。
 研修後のアンケートでは、「交流がこんなに楽しいと分かった」、「英語が少し聞き取れて自信がついた」、「スクールの子どもが日本語を話しているのを聞いて自分も頑張ろうと思った」などの感想が寄せられました。



無人島ゲーム(JICA北海道)


JICAの皆さんと記念撮影(JICA北海道)
集合写真(JICA北海道)

校内見学(北海道インターナショナルスクール)
集合写真(北海道インターナショナルスクール)