2013年3月25日月曜日

第19回 国際交流の夕べ~南国フィリピンに触れてみよう!~開催結果

 日時:平成25年3月1日(金曜日) 18時30分から20時30分
 会場:ANAクラウンプラザホテル千歳 (地図

 千歳市民と千歳在住の外国人との交流を深めることを目的に、「国際交流の夕べ」を開催しました。今年は、雪国の北海道とはまったく逆の、暖かい南国フィリピンをテーマにしました。

 フィリピンとは?
 フィリピン共和国(Republic of the Philippines)――通称フィリピンは日本と同じ島国で、7107の島々で構成される国です。人口は約9,401万人(2012年推定)。言語はフィリピノ語で、公用語はフィリピノ語・英語です。気候は1年を通して気温・湿度の高い熱帯モンスーン気候で、年平均気温は26~27℃です。日本から首都マニラへは直行便が就航しており、東京⇔マニラ間で約4時間かかります。





<プログラム>
18:00  開場
18:30  開会
18:35  主催者あいさつ・乾杯
19:00  北海道フィリピン協会の活動紹介、フィリピンの国・言葉の紹介
19:10  バンブーダンス披露
19:40  ゲーム大会(パビーティン・ニュースペーパーダンス)
20:00  北海道フィリピン協会の皆様による歌の披露・フィリピンの歌の合唱
20:15  閉会のあいさつ
  

会場

 北海道フィリピン協会(Samahang Pilipino Ng Hokkaido)の皆様にご協力いただき、フィリピンの料理、民族舞踊、歌、ゲームなどを紹介しながら、参加者全員でフィリピンの文化を楽しみました。
 今年の参加者総数は224名と、昨年よりも多くの方にご参加いただきました。その内、外国籍の方は67名で、フィリピン、アメリカ、アフガニスタン、ブラジル、キルギス、タイ、カナダ、中国など、皆さんの出身国は様々で、とても国際色豊かなパーティーとなりました。

入口副会長のあいさつ

 北海道フィリピン協会の皆様に用意していただいたフィリピン料理コーナーには、豚肉と野菜のトマト煮の『MENUDO』、豚肉と鶏肉の酢と醤油煮の『ADOBO』、挽肉と野菜の春巻きの『LUMPIA』、そしてナタデココとヤシの実入りのフルーツサラダがありました。


フィリピン料理

会場の様子

楽しんでます!

北海道フィリピン協会の皆様

 入口副会長による主催者あいさつの後は、北海道フィリピン協会の皆様による協会の活動紹介、それとフィリピンの国と言葉の紹介がありました。

 <フィリピンの言葉>
 ・こんばんは / Good evening  Magandang Gabi (マガンダン ガビ)
 ・お元気ですか? / How are you?  Kamusta ka? (カムスタ カ)
 ・お元気ですか? / How are you?  Kamusta po kayo? (カムスタ ポ カヨ)
  ※年上(目上)の人に使います。Poは年上・目上の人に使います。
  ※“Po” always using when talking to elder person.

 ・元気です / Fine  Mabuti (マブティー)
 ・乾杯・万歳! / Cheers!  Mabuhay! (マブハイ)
 ・ようこそ! / Welcome!  Maligayang Pagdating! (マリガヤン パグダテイング)
 ・ありがとう / Thank you  Salamat (サラマット) 
 ・どういたしまして / You’re welcome.  Walang Anoman (ワラン アノマン) 
 ・さようなら / Good bye  Paalam (パアラム) 
 ・また今度 / till next time.  Hanggang sa muli (ハンガン サ ムリ) 
 ・食べましょう / Let’s eat.  Kain tayo (カイン タヨ)


バンブーダンス披露

 バンブーダンス披露では、音楽に合わせて竹を操る人と、その竹の間で踊るダンサー二人の、息の合ったパフォーマンスはとても素晴らしいものでした。
 パフォーマンス終了後のバンブーダンス体験では、たくさんの子ども達が踊りを楽しんでいました。でも竹の間に足を挟めないように踊るのは、けっこう大変だったようです。

バンブーダンス体験

バンブーダンス体験

 バンブーダンス体験の後は、ゲーム大会を行ないました。
 1つ目は、フィリピンの代表的な子ども遊び『パビーティン』というゲームで、フィリピンの家庭でお祝いごとの際によく行われる子供を対象としたものです。景品がたくさんぶら下がった四角い木枠を高いところからぶら下げ、子供たちがジャンプして景品をつかみ取るゲームです。陽気な音楽を流しながら行うのが定番だそうです。
 今回は木枠の代わりに、景品がぶら下がったひもを4方から引っ張る方法で行いました。景品はフィリピンのお土産やお菓子です。

パビーティンの様子

 『ニュースペーパーダンス』は、フィリピンのパーティーでよく行われるゲームで、広げた新聞紙の周りを音楽に合わせてぐるぐる回り、音楽が止まったら新聞紙から落ちないように乗るゲームです。新聞紙は徐々に折りたたまれて小さくなっていきます。新聞に乗れなかった方が抜けていき、最後まで残った方が勝ちとなります。日本のイス取りゲームによく似ています。片足だけで乗っていてもセーフですが、もう一方の足や手が地面についてしまったらアウトです。

音楽が止まり、なんとか新聞の上に乗ろうと頑張ってます!

 次は少しルールを変えて、二人一組のチーム戦ニュースペーパーダンスを行ないました。
 2人で音楽に合わせて新聞紙の周りをぐるぐる回り、音楽が止まったら新聞紙から落ちないように(2人とも)乗ります。先ほどのルール同様、新聞紙は徐々に折りたたまれて小さくなりますが、足が新聞紙から出たらアウトなので、どのチームも1人がもう1人を背負って、なんとか新聞紙の上に乗っていました。

はみ出ていないかな?


 最後は、後藤ブリジット(Briggitte C. Goto)さんによる歌の披露と、北海道フィリピン協会の皆様による『HANDOG NG PILIPINO SA MUNDO(The Gift of the Filipinos to the World)』の合唱でした。

後藤さんの歌声はとてもきれいでした。

会場の皆さんも、一緒に歌いました。


 今年も千歳ライオンズクラブ・千歳中央ライオンズクラブ・千歳ロータリークラブ・千歳セントラルロータリークラブ・千歳青年会議所の5団体からいただいた寄付金で、市内に在住する東日本大震災の避難者の皆さまをご招待し、千歳の国際交流イベントを楽しんでいただくことができました。