2015年11月4日水曜日

平成27年度 国際交流体験ツアー開催結果

千歳国際交流協会では、平成27年10月10日(土)~11日(日)に市内中学生を対象とした、1泊2日の「国際交流体験ツアー」を実施しました。10日の午前8時30分に教育庁舎1階会議室にて出発式を行い、13名の参加者と引率者4名を乗せたバスが訪問先の帯広市へ向けて出発しました。


                           【出発式】




まずは、JICA北海道国際センター(帯広)を訪問し、青年海外協力隊OBである石井優子氏(千歳市出身)からアフリカ派遣の体験談などをお話ししていただき、その後、芽室町で開催されていた「巨大じゃがいもアート館」を訪問し、世界中の子供たちの作品を視察してきました。

※JICA:Japan International Cooperation Agency(独立社団法人 国際協力機構)は、日本の政府開発援助の実施機関として発展途上国への国際協力を行っています。


【巨大じゃがいもアート館にて】



初日のJICA北海道国際センター(帯広)では、発展途上国とJICAの支援活動や日本の国際協力、ワークショップを通して異文化理解をテーマに学習しました。参加者からは、「世界の人々の暮らし、食文化を知ることができた」「日本と他国の共通点や相違点を見つけることができた」「他国との違いを知ることで、自分で何かできることはないかと感じることができた」などの感想が寄せられました。海外の文化や生活を学習することにより、他国の繋がりに関心を持ち始めた参加者が多数いました。



【JICA北海道国際センター(帯広)にて】



2日目の11日(日)は、午前8時45分にホテルをチェックアウトし、帯広市周辺の外国人に活動の場や情報を提供し、地域住民との交流促進を図る帯広市の施設、「森の交流館・十勝」を訪問しました。訪問中には、帯広市国際交流員の成田カレン氏(ブラジル人)に母国ブラジルのお話しをしていただきました。



【森の交流館・十勝にて】



日本文化を学習することができる、様々な部屋や開放的な空間に大きな関心を寄せていた参加者は、「ブラジルの食文化や気候など、様々な観点からブラジルを知ることができた」「多くの国では、日本よりも[発展しているものや発展していないものを知ることができた」などの感想を述べていました。参加者の方々にとって他国の状況を知ることができる貴重な体験となりました。