平成28年10月7日(金) 9時~16時
場 所
・JICA北海道(札幌)国際センター(北海道札幌市白石区本通16丁目南4-25)
・立命館慶祥中学校・高等学校(北海道江別市西野幌640−1)
出発式
出発式の様子 |
今年の体験ツアーは、12名の児童(小学5年生4名、6年生8名)に参加いただきました。
午前9時に千歳市教育委員会庁舎の大会議室に集合し、出発式を行いました。
東口団長(北栄小学校長)のあいさつで始まり、次に参加者の紹介がありましたが、参加者の皆さんは少し緊張しているようでした。
JICA北海道(札幌)国際センター
JICAにて研修 |
最初の研修先のJICAでは、トランプを使った『バーンガ』というゲームで、異文化体験をしました。
3つのグループに分かれてプレイしますが、プレイ中は会話禁止です。(笑うのはOKです)トランプの「大富豪(だいふごう)」というゲームに似たルールで、先に手持ちのカードが無くなった人が勝ちです。
勝者は民族の帽子をかぶって、別のグループへ移動します。(受け入れるグループは、新しく来た勝者を敬意を持って受け入れます。)
★勝ちました★
新しいメンバーでゲームを再開しましたが、グループごとに少しずつルールが違っていたので、ゲームを進めている内に参加者の頭に「?」が浮かび始めました。
ゲーム後の感想 |
ゲーム終了後、感想や気づいたことなどを発表しました。
移動した人(勝者)は、ルールの違いを知らずにプレイしていましたが、次第に「自分の知っているルールと違う」と気づいてあせったそうです。受け入れた人たちも、移動してきた人がなぜ間違うのかわからず、戸惑ったそうです。また、ジェスチャーだけでルールの違いを教えるのに苦労したそうです。
この『バーンガ』は、ルールの違う中に1人入っていくことや、ルールが違う所から来た人の受入れをすることが”異文化体験”というゲームでした。
講師の野々垣さん |
ゲームの感想 |
ランチタイム
昼食は、JICA内のレストランで食べました。幕の内御膳には、ブラジル料理「フランゴ・ア・パルメジアーナ」という鶏肉料理もありました。
昼食後、JICAの図書室に展示されていた世界各国の民族衣装を試着しました。めずらしい衣装がたくさんあり、普段着ることができないので何着も試着していました。
※JICA:Japan International Cooperation Agency(独立社団法人 国際協力機構)は、日本の政府開発援助の実施機関として発展途上国への国際協力を行っています。
立命館慶祥中学校・高等学校
次の研修先の立命館慶祥中学校・高等学校では、海外のお話をたくさん聞かせていただきました。
まず、スペイン、ドイツ、デンマーク、オーストラリア、中国から留学生している学生さんが、自国の地理、自然、建築物、伝統料理等を紹介してくれました。
留学生のお話を熱心に聞いています。 |
スペイン |
デンマークの料理 |
デンマーク |
次に、3人の日本人の学生さんが、ガラパゴス、タイ、スイス、マレーシアなどで体験したことを話してくれました。参加者は、ガラパゴスの生き物や、タイの人身売買の話、国連の話などを熱心に聞き、積極的に質問をし、「いつかは、自分達も海外研修に参加してみたい」と感じてくれたようです。
ガラパゴスの生き物について |
たくさん質問しました。 |
国連やマレーシアのお話 |
タイのお話 |
最後に質問タイム |
この後は、全員で学校見学をしました。図書室、食堂、パソコンルーム、そして中学生の授業風景も見学させていただきました。もうすぐ中学生になる6年生だけではなく、5年生の参加者も中学生の授業に夢をふくらませてくれました。
集合写真 |